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ステージと治療方法

ここでは、すい臓がんの病期と治療の方法について触れていきます。

知っておきたいステージ(病期)

患者にどのような治療を行うかは、がんの進行度と全身状態によって決定されます。

例えば…
国立がん研究センター中央病院では、全身状態に大きな問題がない場合、すい臓がんの治療選択の目安を、UICCの進行度分類を用いて公表します。

すい臓がんの進行状況をあらわす指標として、大きくはⅠからⅣの4段階に分類されます。ただし、日本膵臓学会が定めたものと国際的に使われているUICCの分類とでは、その内容は多少異なっています。

<日本膵臓学会/第5版・2002年度の場合>
I期 大きさが2cm以下ですい臓の内部に限局している。
II期 がんはすい臓の内部にとどまっているが、大きさが2cm以上であるか、第1群のリンパ節に転移がある。
III期 がんはすい臓の外へ少し出ているが、リンパ節転移はないか、第1群までに限られている。または、がんはすい臓の内部にとどまっているが、リンパ節転移は第2群まである。
IV期 すい臓から離れた臓器に転移がある。
※「第1群」の群とは、リンパ節を腫瘍のある場所からの解剖学的な距離により分類されたものです。近いほうから順に第1群、第2群、第3群と呼び、第3群より離れたものについては番号がついていません。
<UICC分類/第6版・2002年度の場合>
I期 がんがすい臓の内部にとどまり、転移はない。
II期 がんはすい臓の内部にとどまっているが、周囲のリンパ節に転移がある。がんはすい臓の外へ少し出ているが、周囲の主要動脈まで及んでいない。
III期 すい臓の腫瘍が周囲の主要動脈まで及んでいる。
IV期 すい臓から離れた臓器に転移がある。

手術ができるのはII期まで

以下は、全身状態に大きな問題がない場合の、UICCの進行度分類を用いた国立がん研究センター中央病院での、すい臓がん治療選択の目安です。

ステージと治療方法
I期 手術(+術中照射)(+全身化学療法)
II期 手術(+術中照射)(+全身化学療法)
III期 放射線療法+全身化学療法あるいは全身化学療法
IV期 全身化学療法

つまりII期までなら手術が可能で、IV期になると抗がん剤治療のみとなります。

 
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抗がん剤治療以外のすい臓がん治療について考える